COLUMN
冷えは肌荒れの原因にも
冷え性に悩む女性はなんと約8割!
(男性4割、女性約8割が「冷え性」 男女ともに8割以上が“足先”が冷える「末端冷え性」と判明 冬場に使用する暖房器具を徹底調査!使用している暖房器具1位は「エアコン」!)
「冷えは万病のもと」と言われるほど、様々な病気の原因が冷えであると言われています。
手先足先が冷たい、肩こりや腰痛が酷い、しもやけができやすい、下痢しやすい・・・
などの症状が現れている方は冷え性と考えられます。
冷えは、血流が滞っていることが原因で起こるので、実は肌にも関係しています。
くすみが気になる、肌荒れが気になるという方は、冷え性が原因かも!?
そもそも冷え性になる原因は、
血流が悪い、熱を生み出す筋肉量が少ないことが考えられます。
・冷たいものをよく飲む、よく食べる
・お風呂はシャワーだけで済ます
・無理な食事制限をしている
・エアコンをよく使う
など、習慣的に行っていませんか?心当たりはありませんか?
これらを習慣的に行っていると、
熱を生み出す筋肉の量が減る。
↓
自律神経の乱れにより血流が滞る。
↓
血流が滞ることで、体内の水分が冷えやすくなる。
というサイクルに陥り、いつまで経っても体が温かくなることはありません。
血流が滞ることで、栄養や酸素を運ぶ血液が体全体に行き渡らない、
また、肌のターンオーバーが乱れて古い角質が剥がれ落ちず、
どんどんくすみや肌荒れが酷くなってしまいます。
余談ですが、テレビに出ている太ったタレントは、
冬でも半そでで、汗っかきなイメージがありませんか?
脂肪は、熱を通しにくく、冷えやすい。
でも、一度熱が通るとしばらく温かいままという性質を持っています。
油ギトギトの美味しいとんこつラーメンのスープを思い出してください。
アツアツで出てきてしばらくはスープの状態ですよね。
でも、食べ終わって少し時間が経って気付いた頃には、
表面に白い脂の塊が出来てきて、スープの上に膜を張ります。
それを再び温めても、白い脂の塊はすぐには溶けません。
冬の外にずっとい続けたら、一向に温まらないのは当たり前。
熱を与え続ければ、ずっと温かいまま、白い脂の塊はできませんよね。
太っている人の体もそれと同じ。
逆に、マッチョの人が夏場半そででも寒くないのは、熱を生み出す筋肉量が多いから。
なぜ、女性に冷え性が多いかと言うと、男性と比べて筋肉量が少なく皮下脂肪が多いから。
熱を通しにくく、冷えやすい性質のある脂肪が多ければ、冷えやすいのは言うまでもないですね。
更に、脂肪によって血管が圧迫されているので血流が悪くなるのも冷えの原因です。
ただ、皮下脂肪は妊娠中のお腹の中の赤ちゃんを守るクッションの役割を果たしているので、
女性にとっては、とてもとても重要なものです。
では、どうすればいいのか。
答えは簡単ですね!
筋肉をつけて、血行をよくしてあげること!!
①湯舟につかる
お湯に入って温まるとしばらく体がポカポカしていますよね。
先ほどお話した脂肪の性質がまさにこれです。
冷やさないことを習慣づけましょう。
しっかり湯船に浸かって毛穴を開いてからfresh soapで洗顔すると、洗いあがりも違ってきますよ♪
②軽い運動
全身の筋肉を動かしてあげることで、血行が良くなります。
筋肉は熱を生み出す役割をしているので、無理のない程度でウォーキングやランニングをしてみましょう。
③マッサージ
よく、マッサージをしてもらうと終わった後、汗がにじむほど体が熱いなんてことがあると思います。
これも血行がよくなっている証拠。
お風呂上りの血行が良くなっている状態で、
マッサージクリームやオイルなど滑りの良いものを塗ってマッサージすれば、
更に効果を期待できます。
④体を温める食べ物を食べる
生姜が良いものであることはご存知の方が多いと思いますが、それだけではありません。
・土の中で育つもの(根菜類など)
・寒い地域の特産品や冬が旬のもの
・黒色や暖色系のもの
・青魚や脂肪の少ない赤みの肉
には体を温めたり、血液をサラサラにしてくれる性質があります。
血流が良くなり、筋肉量が増えれば(筋肉を動かすだけでも!)、
体の冷えの予防・改善に繋がります。
更に、それがお肌にとっても良いことだったら、いいことだらけですね!
毎日心がけていれば、いつの間にか冷えが気にならなくなっているかもしれませんよ。
まだまだ寒い日が続きます。
インフルエンザや風邪にお気を付けください。
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